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個別記事の管理2014-06-06 (Fri)
短期間で終るような事ならまだしも、
文章書いて構想考えて絵を描いて、わからない部分は調べて勉強して訓練して身に着けて、或いは手探りでそれっぽい技術を作り上げて忘れないようにメモして……と長期的な仕事になる場合、頑張りすぎても頑張らな過ぎてもだめだと、ここ一週間の実践から学んだ。


ケース1
まず、頑張らなすぎる。これは論外。

具体的にいうと、朝起きて、絵に汁差分ひとつ描いて、
一息つくつもりがずるずると………はっ、もう夜じゃん!!

はい、ニーティングな生活をしていると陥りがちなパターン。
ダメダメです。

原因はドーパミン(達成感・充実感・前に進んでいるという実感・意味のあることをしているという実感など)の不足でやる気が出ないか、
もしくは緩みきっていてノルアドレナリン(やらにゃいかんという使命感・焦燥感・自分に対する鞭の心)が不足している場合。



いや実際、確かにいろいろ技術とかやり方とかは発展してきたんだけど、
大して大きくもないショートな作品一本にもう半年以上も掛かっていて
一向に売り上げという結果に結びつけることができない状態が続いていると
達成感もなにもあったものではないって話で。

どうしようもないニートだもんだから、調理と家事と工作スキルが最低限あれば
その気になればネット代以外一切の出費なしでも何とかなるもんで、
最後に本とかゲームとかを買ったのって、もう年単位で昔のことなわけだ。
それ以前に本屋に行ったことすら、下手すると年単位昔。

起きて PCの前に座り たまに家事で離席して、またPCの前に座り、PCの前で飯を食い、
そして寝る

という一切外に出ない生活をしている。


娯楽はやる夫作品とニコ動とてんたくとパズきゅーれぐらい(無課金乞食プレイ)。
艦これも一時期やってたが、100隻埋まって、この作品が終わったら拡張するんだと言い聞かせてすでに半年放置。
フリーゲームは、やろうとすると、一時間以上ゲームを続けていると妙に罪悪感というか落ち着かない病なのでここ一年で5本もやってない。
エロゲに至ってはもう2年以上やってないはず……。


なんというかこの……薄い塩スープで空腹を誤魔化すがごとき停滞感。


これでは活力なんぞ沸いてくるはずもなく、
だらだらぐだぐだして、ちょっと気力が回復したらちょっと作業してして、
気力尽きて、まただらだら。

挙句の果てが




ケース2
頑張ってないのに頑張ったのと同じだけ疲れるパターン。

起きる→ちょっと作業→尽きる→ぐだぐだ→深夜ちょっと回復する→今日全然やってないし…やるか→乱れる起床睡眠リズム→翌日昼に目を覚ます→あああーーー一日が半分にーーーー→焦って作業→バテる→夜→眠れない→そのまま無駄に時間が過ぎて朝→いまさら眠気がくる→寝る→15時に目を覚ます→一層作業進まず→そしてすぐ気力が尽きる→ぐだぐだ→あ、もう外明るい

以下エンドレスgdgd

最悪のパターンだねこれは。

睡眠と起床時間だけはきっちりしないと、本当に、とことんまでにずるずる堕ちる。
あと休憩を切り上げる気力もまったく沸き立たないし
クオリティもまったく論外。
そして寝起きのリズムを元に戻すのが至極困難を極める。
何しろニートだから、寝坊が致命傷にならない。
これがよくない。いや、悪い。



では、と、一念発起して


ケース3
頑張りすぎる

暗示、やばいやばいやばいマジで未来がないいやもともとそんなもん無い方向に突っ走ってるのはわかってるんだけどこのまま行くと万に一の奇跡の目すら究極的にありえないもうこれはほか一切のことをやっている場合じゃない。毎日のノルマを定めてそれが終わるまで飯も睡眠もなしだ。トイレに行きたい欲求すら「あとこれが終わったら」という発破に生かせ!!

てなわけでこれを実践。

生活リズムは乱れているので
昼に起きて、次の夕方に眠るまでの間、ネット回線は引っこ抜いて
一切わき目も振らず作業作業。
疲れて、足が貧乏ゆすりを始めたらきたら20分程度家事を挟み、気分転換。
後はひたすら作業作業作業。


………結果、
進むには進む。

だが、3日と続かない。
というか2日目から、凡ミスと、クォリティ不足によるリテイクの嵐で
実質最初の一日目のペースで換算すると一週間で1.9日分程度しか進んでいなかったりする。

当然疲れはやばいし、自分を自分で追い詰めているので精神的にもマッハ。
学生時代の地獄やら腐れバイト先やらのことが頻繁に頭に浮かび呪詛の独り言が始まる。
あとペンタブから聞こえるキーーーンというノイズがめちゃくちゃ気になり出す。
外の珍走団にガチギレする
(特攻する勇気はないので一人で 死ね、事故って死ね と呪い続ける)
夜中 ぼーーーーーーーー というどこかの室外なんちゃら機の音が気になって眠れない
からの→あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! もう明るい!! クソ!! またちゃんとした時間に眠れなかった!! どこの家だよ!! とファビョる。


んで爆発して、ぷしゅぅぅぅぅぅぅぅ と燃え尽きて
パターン1に戻る





最 悪 だ
最 悪 循 環 す ぎ る



なんというかこう……徒競走で無駄に手足をばたつかせて、無駄に体力を消耗というか投げ捨てるがごときどうしようもなさ。


せめて「過去」が健康であれば「頑張りすぎる」がもう少し長続きするかもしれないが
それを言っても過去が病みまくっているのだからどうしようもない。

まあそんな中でも僅かにずつは進んでいるんだけど……………その結果が

ネット代すら払えない → オワタ\(^o^)/

という結末だよ。


まあ今回は奥の手でなんとか赤信号を黄色ぐらいには戻せたけど………



このままでは あかんぜよ



というわけで、

以下の三つを用意することにした

・物欲フォルダ
・ご褒美ポイント
・労働ポイント



まずは物欲フォルダ

これは文字通り、ネットを巡回していたり
ふと思い浮かんだりして
「欲しい」
と思うものができたとき、
すかさずページのリンクや、メモ帳に欲しいものを書き入れるなどしたものを
このフォルダの中に放り込んでいく というもの。



人間というのは物欲があってこそ、それに向かう力として活力が沸き立つものだ。



一例として、DSの中古ソフト ゾンビだいすき これが欲しいとしよう。
価格はおおよそ1200円




しかし、これを買う金がない。
所詮届かぬ高嶺の花よ。→あーあ、金さえあればなぁ→その内あきらめて忘れる。
=物欲が活力に結びついていない。





そこで出てくるのがご褒美ポイント。


以下のルールにのっとって増減する

※一日の目標を完遂で3p
 一週間(平日)オール完遂で5p
 一作品出したら 100円作品=20p 600円作品=60p

 休憩として存在する一時間を超過した場合-1p
 作業を中断してぐだぐだと休憩に流れた場合-1p
 夜更かし(2時までに寝ない)-1p

頑張りすぎやズル防止のため、目標完遂以降はどれだけ頑張っても加点なしその日の業務は終了。
逆に言うと目標達成しているなら、その日は以降幾ら休んでも良し。
好きなだけ読んだりなんだりせよ。

休日についての扱いを考えるべし。
(まだ一週間目なので完全にはシステムができていない)


こうすることで、
毎日、一定量の作業を継続してこなすことができるようになる。
実際、ここ一週間試してみたが
睡眠時間帯もしっかり安定し、
なにより「もう寝るか」「作業に戻るか」が、「できる」ようになった。

先の例だと ゾンビ大好きをゲットするためにはおおよそ24P必要ということで、
まずは一週間、きっちり頑張ってみようじゃないかという起点ともなる。

(因みに土日は半日ちょっと拘束時間があるので、労働は半分でご褒美ポイントは2p 土日セットで完遂して+2pのボーナス計6p)

つまり一週間 「今週は頑張ったな!!」と胸を張れるように作業をやりきると、
26P(1300円分)、自由に使える手に入る仕組みになるわけだ。


え?
それじゃあ一ヶ月「普通に頑張ったら」5800円じゃん、
そんな余裕あるの?
だって?


で き る も の な ら 
や っ て も ら お う じ ゃ な い か

休憩ありとはいえ、平均して

9 時 2 0 時 の 労 働 を よ ォ 俺 さ ん よ ォ
(と自身を威圧w)

うんまあ、次に紹介する労働ポイント これを達成すると
大体、9時に起きて一作業→朝飯食って一作業→作業BGMかけながら作業→休憩→作業→昼飯→眠くなるまで作業→仮眠→作業→休憩→作業→作業→休憩→作業→20時、晩飯の用意→2時までに寝る。それまでちょっと遊ぶべし。

こんな感じになる。

えーまあ、流石にこんだけやっていたら
自ずと作業は進むわけで。
むしろ5800円払って一ヶ月有意義に祖業が進み、技術が確立され、腕が上がるのなら喜んで払うわ。

このペースならその内出費を収入が上回るようになる……っていうかこんだけやって、それをずっと続けていても一向に月5800円にさえ収入が届かないならもう死んだほうが良いって覚悟が必要。

んでもって、これが現金ではなく
実体のない ポイント であるということも重要。

実質は、減っていないのよ、お金。
ポイントを使うまでは。

今回の例だと具体的に手近な欲しいものがあるから虚であることにはあまり意味がないけれど、(その分達成感強いが)
これが、「い…いずれは50万のラブドールを……」とかってんなら、十分に仮定出費としての意味が出てくる。
当然途中で別のことに消費したりもするだろうし、その際には「頑張っててよかった」という自賛。
あるいは他に欲しいものがないときでさえも、ちびたびと目標に近づく達成感を得続けることができる。
いずれにしても、我々のような人種には枯渇しがちなドーパミンを得続けることができるのだ。


まさに良循環。

一日の作業を終了した時点でポイント帳に3p追加する時に得られる達成感と、今日を頑張った感と、目標まであとちょっとだ感。
この完全に枯渇していたドーパミンの潤い……!!!

当然ポイントは使えるが、
使うまでは仮定出費という実体のないものでドーパミンを沸き立たせられるという虚から有を生み出すこの錬金術…!!

ポイントは適度に使うことで、ポイントを得る喜びを得られる。
そしてそれはドーパミンの分泌につながり
ドーパミンの分泌は明日の作業能率へと繋がる。



まあぶっちゃけてしまうと、9時20時で日給最大150円という、地下労働施設も真っ青なハイパーブラックなんだけどねぃ( ̄<_  ̄ ;)
しかしそれを自分自身にやる分には、なかなかのもので、
ここ一週間は、前までのgdgdっぷりが嘘のように解消されている。

どうせ元はどんだけ頑張っても頑張らなくても0円という
やる気なんざ起こりようもない環境だったんだし、

それを一日15うまい棒でこうも奮い立たせられるとあるなら、十分に意味のある出費だ。

なにより、意思がしゃっきりしていて大変によろしい。






……とまあ、言ってみたものの
でもこれって、
「頑張りすぎ」ケースと大差ないんじゃ……?
=その内つぶれてグダグダになるんじゃね?


……ってなったところで出てくるのが「労働ポイント」


一例
※現在の作業は汁差分を描いている所
一日の目標 20p


5-1  用意+涙+よだれ 2p
   表情影 1p
   口ザーメン 2p
   全身ザーメンまみれ+コポォ 3p



5-2  用意+涙+鼻水 2p
   表情影 1p
持ち越し 1p
   口ザーメン 2p


5-3  用意+涙 2p
   表情影 1p
持ち越し 1p
   口ザーメン 2p



これを
↓こうする

まずは黙って
5-1  用意+涙+よだれ 2p
   表情影 1p

サブPC起動
30分

   口ザーメン 2p

朝飯
   全身ザーメンまみれ+コポォ 3p

休憩

5-2  用意+涙+鼻水 2p
   表情影 1p

家事 タオルとか洗濯

持ち越し 1p

洗濯スイッチ

   口ザーメン 2p

スイッチ
昼飯 やる夫 1h


5-3  用意+涙 2p
   表情影 1p

仮眠

持ち越し 1p
   口ザーメン 2p


※実際には作業が長引いて昼飯がつぶれたりなんだりして大体8時までずれ込む。




とこのように、
各種作業に対し、難易度(掛かる時間)別に労働ポイントを設定し、
一日の作業量を一定化させる。


なんだこれしか進まないのかと思うなかれ。

一人で 毎日 黙々と 分からない所があっても誰にも聞くことができず
自分で解決するしかなく しかし「できない」では済まされず

という状況で進めていくと
これだけをこなすだけで大体20時まで掛かるものなのだ。

そりゃあ、もう少し腕が上がるか、いいソフトや機材を入手するか、学べる相手を見つけるかすれば変わってくるだろうけど
こちとら底辺ソロプレイヤー
とにかくなんでも自分でやるしかない。

それに、gdgdだった時期に至っては 精精進んで5-1の口ザーメン ぐらいだったのが
その 3倍以上 を安定して進めることができ、(やりすぎ時の0.8倍程度=全力(もう無理ってところまでやる)の8割を継続できる=一週間のトータルでかなりの差が出る)
かつ精神的なリソースを磨耗せず
体調も崩れにくい規則正しい睡眠を取れる上に

「今日やるべきことはやったから、あとは寝るまで遊んでも良いんだ」
という心の平穏がそこにはある。

この心の平穏ってやつが何より大事で、
特に創作系をやっている場合、もろに出来に影響してくる。

作品を素直に楽しめないやつが
素直に楽しんでもらえる作品を生み出せるわけもない

のだから、本当に重要なことだ。

もとより学生時代のイジメで脳みそ焼き切れて鬱どっぷり無気力な自分なのだから、
それがある程度、なんとかなるような成果を出すとしたら、このような方法は非常に有効と言える。


まさに、プラスのゲーム脳とでも言うべきか。

もとより、アリアハンでイオラぐらいまで覚えたりするような性質なので、
このやり方は実にしっくりきている気がする。


……とは言ってみたものの、これもまた躁鬱の躁に過ぎないという絶望性もあるわけだが……
一先ずは、今のところ上手くいっているようなので、どこまで続くか試してみようと思う。


付録
※朝絶対に起きるためには

クローゼットの、椅子などを使わないと手の届かない所に目覚ましを仕掛ける。
とめる為に色々やっている内に、いやでも目が覚める。
+水を飲む。
+どうしても眠かったら、一作業終わってから仮眠を取ろうと言い聞かせる。
大体一作業終わる頃には目が覚めている。
眠気が続くなら実際に仮眠を1時間取る。
すっきりする。





まあなんだ、
なんか似た様な境遇に陥っている底辺童士(自分と同じく底辺を這いずる童貞的なパッとしない人生送っている同士)がいるなら、試してみるのもまたひとつのあがきでないかなと。









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